収益拡大を図る船主様にとって船隊の拡充は不可欠です。しかしながら、新造には多額の資金投資が必要となり、また長期に渡って資金回収をするためには長期的な視点で意思決定を行う必要があります。TRANS-Ownerは、効率的に精度の高い決算予測情報を提供するソリューションです。
製品情報 PRODUCTS
船主向け統合基幹業務システム
造船から売船までの
船舶ライフサイクルを通じた
決算予測を効率的に実現
船主企業にとって新造は莫大な投資であり、回収にも時間を要するため、長期的な視点で意思決定を行う必要があります。
そこで、「TRANS-Owner」は造船から売船までの船舶のライフサイクルを高精度に効率良くシミュレーション致します。
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精度の高い決算予測
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柔軟なシミュレーション要素
将来の傭船料、変動金利、為替レート、インフレ率などの変動要素を予測することで、将来年度の損益及びキャッシュフローに対する影響度を測ることができます。シミュレーション要素の予測値は、バージョン管理ができ、楽観値、悲観値などケース毎に決算予測を比較することができます。また、売船時期、売価を予測することで、最終的な投資回収のシミュレーションができます。
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会計システム連携による
決算早期化
TRANS-Ownerに保持している各種契約情報は、決算予測のためだけに利用されるだけでなく、TRANS-Account(会計システム)にもシームレスに連携します。日常業務でも各種契約情報を使うことから精度も上がり運用も定着します。さらに、未経過利息の計上、貸船料の期間按分、減価償却などの決算仕訳も自動化され、決算早期化につながります。
システム構成図SYSTEMS
SCROLL
主な機能FUNCTION
造船契約
船舶の調達には、造船所との間で造船契約を結び、造船所には、DeliveryまでContact、Keel-Laying、Launchingなど
進捗に応じて複数回の支払いを行います。まずは、造船契約情報として、契約情報と支払いスケジュールを登録します。各支払のタイミングには、造船所に対する支払い依頼データが会計システムにインターフェイスされます。
進捗に応じて複数回の支払いを行います。まずは、造船契約情報として、契約情報と支払いスケジュールを登録します。各支払のタイミングには、造船所に対する支払い依頼データが会計システムにインターフェイスされます。
借入契約（LM）
造船には多額の資金が必要となるため金融機関等と借入契約を結び、造船所への支払いスケジュールに合わせてタイムリーに融資の実行を行います。借入金システム* には、借入金契約情報として、契約情報と返済スケジュールを登録します。資金調達計画画面では、造船所への支払スケジュールと借入の紐付けを照会できるので、造船の進捗によって刻々と変わる支払いスケジュールに対する資金手当の状況を確認できます。また、返済スケジュールから借入/返済の仕訳と決算時には、利息の見越計上、長短振替の決算仕訳が自動作成され、会計システムにインターフェイスされます。※別途借入金システムが必要になります。
傭船契約（TC）
傭船者と傭船契約を結び、傭船期間中、傭船料収入を得ます。TC管理システム* には、傭船期間と期間中の傭船料などの傭船契約情報を登録します。また、TC精算入力で、
HIRE STATEMENT情報を入力することにより、貸船料精算伝票や貸船料台帳が作成されます。決算時には、貸船料の期間按分仕訳が自動生成され、会計システムにインターフェイスされます。※別途、TC管理システムが必要になります。
HIRE STATEMENT情報を入力することにより、貸船料精算伝票や貸船料台帳が作成されます。決算時には、貸船料の期間按分仕訳が自動生成され、会計システムにインターフェイスされます。※別途、TC管理システムが必要になります。
船費管理（SC）
引渡し後、ランニングコストとして、船費が発生します。通常、船舶管理会社に管理を委託し、年間予算を立て、船員の配乗、メンテナンスをします。船費管理システム*には、船舶管理会社と協定を結んだ年間予算や、自社手配分の予算を費用毎に、各月別に登録します。予算年度以降の船費の予測には、費目毎の上昇率を使ってシミュレーションを行います。ドック費用についても、当該年度のOFF HIRE日数とともに入力することができます。
また、船費予算情報から船舶管理会社への毎月の前渡金の支払依頼データが会計システムにインターフェイスされます。予実管理のために必要段階から入力することで、発注残を含めた予実管理をすることが可能です。※別途、船費管理システムが必要になります。
また、船費予算情報から船舶管理会社への毎月の前渡金の支払依頼データが会計システムにインターフェイスされます。予実管理のために必要段階から入力することで、発注残を含めた予実管理をすることが可能です。※別途、船費管理システムが必要になります。
購買機能強化！！
船用品などの本船からの購買依頼、仕入業者への見積依頼メール、見積額の自動取込、見積比較機能、発注、発送代などの諸掛計上および配賦、債務支払伝票の自動作成から総合振込および仕向送金データの作成まで、単純な購買管理機能のみならず、購買業務を一気通貫で管理することができる新機能です。外貨・英語入力にも対応しており、自動的に円換算額を算出させることも可能です。円予算対比はもちろんのこと、＄予算対比機能も標準で対応。過去の見積額を商品分類から逆引きすることで、発注前に価格比較・検討を行うことが出来ます。発注時の数量が分納された場合にも、納品分だけを切り離して債務支払データを作成することが出来ます。また、発注残を含めた予算管理や、商品を受け取っているが請求書を受領していない場合の概算未払額の決算仕訳などもシステムが自動で判定し、最適な決算仕訳を入力します。購買業務全体の業務効率化を加速させる、待望のシステムとしてご提供いたします。
船舶減価償却（FA）
引渡し時には、それまでに造船会社に支払った 建設仮勘定を固定資産に振り替え、耐用期間の間、毎期一定の償却方法で、減価償却を行います。 固定資産システム*には、取得処理で、造船契約情報から船価、借入金契約情報から建中金利、 船費情報から乗出費用を集計し、本船の取得価額を決定します。また、スクラップ価格に基づいた残存価額が計算され、減価償却計算を行います。さらに、固定資産への振替、毎期の減価償却費の仕訳が自動作成され、会計システムにインターフェイスされます。※別途、船費管理システムが必要になります。
決算予測シミュレーション
造船契約、借入契約、傭船契約、船費予算、減価償却予定情報に、シミュレーション要素を使って、造船から売船までの船舶のライフサイクルを通じた決算予測（B/S、P/L、C/F）を行います。
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為替予測情報
ドル建取引の為替レートの年別推移の予測値により、ドル建ての収入、支出を円換算します。
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変動金利予測情報
基準金利（LIBOR、TIBORなど）の年別推移の予測値により、借入金の支払利息を予測します。
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傭船料予測情報
船型ごとの傭船料レートの年別推移の予測値により、傭船料収入を傭船料レート×稼働日数で予測します。
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船費上昇率情報
船費アイテム毎の上昇率により、毎年の船費の予算額を予想します。
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売船予定情報
船舶の売却額および売却日を登録しておくと、売却益の予測が行えます。各種シミュレーション要素は、組み合わせをバージョンとして管理し、バージョン毎の決算予測を行って比較することも可能です。
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