TRANS-Accountは、世界的規模でビジネスを行う海運業の業務フローに対応する様にシステム設計がされており、他の会計パッケージには無い様々な便利機能を標準機能として実装しています。
製品情報 PRODUCTS
海運・国際物流向け会計システム
国内外でのシステム導入経験と
海運業務のノウハウが結集された
海運業向け戦略会計システム
海運業界に豊富な導入実績を持ち、海運会社に必須となる外貨建取引・ドル会社対応のほか、
一般の会計システムでは対応していない海運会社に特有な便利機能があらかじめ標準装備されているため、
特別なカスタマイズが必要なく短納期での導入が可能です。
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海運業会計に特化した各種機能
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国際財務報告基準(IFRS)と
内部統制サポート日本の会計基準に加え、国際財務報告基準(IFRS)に基づく会計処理や上場企業会計で強く求められる内部統制に対してもサポートする機能を保持しています。
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多通貨・多言語対応
海運会社に必須となる外貨建取引の記帳を始め、通貨別残高管理やドル会社の会計処理に対応しています。ユーザー毎に英語または日本語での言語設定が可能であり、「グループ標準会計システム」として複数の海外拠点からグローバルにご利用頂けます。
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確かなデータから
力強い経営戦略へ多彩な帳票出力機能により、様々なニーズや用途に合わせてデータをエクセル出力でき、比較・分析資料を容易に作成できます。使い込むほどにデータが蓄積され、ヒストリカルで正確な管理会計業務を可能にし、意思決定を迅速化させ、業務効率を格段にアップさせます。
システム構成図SYSTEMS
また、外部システムからのデータも標準装備された仕訳取込ツールを使うことで自由に取り込みを行うことが出来ます。
SCROLL
サブモジュール概要SUB MODULE
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AR
債権管理
システム取引先に対する入金予定及び債権残高を管理するシステム。入金処理を行うことにより、銀行から所得した入金データを取込み、債権残高データと自動マッチングを行ない入金伝票を自動的に作成するまでの一連の入金業務をサポートしている。債権消込は一部消し込みや、仮受計上後に消し込みするなど柔軟に対応することが可能。
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AP
債務管理
システム債務管理取引先に対する支払予定及び債務残高を管理するシステム。支払処理を行うことにより、決済方法により国内送金及び外国送金FBデータの作成や、使用銀行口座によって支払伝票を自動的に作成するまでの一連の支払業務をサポートしている。債務計上伝票を入力した後の一連の支払処理が自動化されているため、支払業務が効率化されます。
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FX
為替予約管理
システム為替予約取引の締結情報を登録し予約種別(通常予約、レンジフォワード、コールオプション、プットオプション)毎に管理することが出来る機能です。登録した為替予約取引は、受渡日の前倒し、延長、実行、キャンセルなどの処理に対応しています。
為替予約残高を部門ごとに集計したり、受渡日をFrom-Toで指定することで該当期間の為替予約一覧表を出力することが出来る為、期末時点での為替予約残高を一目で確認することが出来ます。
また、期末時点の時価評価情報を入力することで、決算仕訳を自動的に出力することが出来ます。 -
BG
予算管理
システム予算編成を行い、予算実績管理を行います。当初予算、見直予算、見込予算など複数のバージョンを持つことが可能で、それぞれ比較が可能。基本会計システムで使用している管理コードで船別の予実対比を行うことも可能。外貨建予算にも対応しており、バージョンごとに設定した予算為替レートで換算し、外貨建及び基軸通貨で予実対比を行うことも可能です。
主な機能FUNCTION
充実した入力支援機能
経理知識のない経理部門以外のユーザーでも簡単に入力作業が行えるように入力支援機能があります。
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仕訳パターン / 伝票複写機能
頻繁に発生する取引をあらかじめ仕訳パターンとして登録しておき、伝票入力時に仕訳パターンを呼び出せる他、過去の伝票をコピーして伝票作成が可能です。
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為替差損益自動仕訳機能
外貨をバランスしている伝票で、円換算額に差が生じた場合は、差額を為替差損益として認識し自動仕訳します。
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B/S勘定消込機能
すでに計上されているB/S勘定(前受金、立替金、代理店債権など)の仕訳を呼び出して、消込を行うことが可能です。
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決算仕訳の翌期振戻機能
見越計上、繰延計上など翌期に振り戻す必要のある決算仕訳は、振戻日を指定することにより、指定日に自動で振戻伝票が作成されます。
最新機能FUNCTION
ワークフロー承認機能
今までは2段階までだった承認機能を更に強化!起票者から最終承認者まで、職位階層ごとにワークフロー上の承認者を指定し、何名でも何段階でも承認を行うことが可能!紙で伝票や証憑を回覧・押印する必要が無くなり、デスクトップ上で承認および履歴の確認が行えることから、ペーパーレス化の促進および在宅勤務においても安心で確実な承認プロセスを実現することが出来ます。
改正電子帳簿保存法対応
国税局通達の改正電子帳簿保存法に対応しています。
電子取引による取引情報を電子データとして保存・管理できます。
JIIMA認証では、市販されているソフトウェアやソフトウェアサービスが電子帳簿保存法(電帳法)の要件を満たしているかをチェックし、法的要件を満たしていると判断したものを認証しています。
「TRANS-Account」は、公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会(以下、JIIMA:ジーマ)が認証する5種類あるJIIMA認証のうち、「電子帳簿ソフト法的要件認証」、「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」と「電子取引ソフト法的要件認証」の3種類の認証を取得しております。
ファイル添付機能
添付ファイルをデスクトップ上でいつでも見られるので、引出しやキャビネットの書類の山から探し出す手間もなくなり、ペーパーレス会計が実現できます。
IFRS(国際財務報告基準)に対応
IFRS(国際財務報告基準)に対応しています。
グローバルなビジネス環境でも信頼性の高い財務報告を提供します。
伝票入力EXCEL取込機能
更新履歴照会
伝票の新規登録、修正、承認/否認など各伝票のステータスの更新履歴(いつ、誰が)を照会できるようになり、システムによる内部統制機能が強化されました。
豊富な集計機能
財務会計レポートに加え、管理会計レポートに合わせて複数の勘定科目体系を保持する事ができ、ユーザー様で管理会計レポートの出力が可能です。
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部門階層別集計
組織階層を設定することにより財務帳票を、任意の組織階層レベルで比較および集計して出力することが可能です。
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複数の勘定科目体系
財務会計上の基本科目体系のほかに、採算性評価のための運航損益計算書、船舶損益計算、損益分岐点分析のための限界利益計算など、様々な目的のために異なる形式の管理帳票を作成することが可能です。
多管理項目機能
会計取引データに科目、補助、内訳、部門、取引先の基本会計項目の他に、船名、次航、発生地、品目など、最大6種類の管理コード、さらに契約番号、輸送量など最大3種類の非会計項目を自由に設定できます。また、管理項目を使って様々な組み合わせで簡単に損益管理が可能で意思決定支援に必要な横断的切り口としてご利用いただけます。
外貨建取引と
外貨基軸通貨の対応
外貨建取引の入力に対応しており、外貨建残高管理ができ、決算時には、外貨評価替伝票が自動で作成されます。外国送金依頼書の作成や外国送金FBデータの作成も可能です。
在外子会社で、USドルなどの外貨を基軸通貨とした会計処理も対応しています。
債務・債権管理機能
債務管理は債務計上から支払処理、債権管理は債権計上から入金までの一連の業務をサポートします。また、支払い処理では、総合振込・外国送金データ(全銀協フォーマット)の自動作成、支払伝票の自動作成により支払業務が効率化されます。入金処理では、銀行から入金データを取り込み、入金データと債権データを自動的にマッチングさせて債権消込を行い、さらに入金伝票を自動作成することで、入金業務が効率化されます。
多言語対応
ユーザー毎に英語又は日本語での言語設定が可能であり、「グループ標準会計システム」として複数の海外拠点からグローバルにご利用いただけます。
インターフェイス
ユーザー独自開発の上流システム等で作成されるデータを仕訳データとして簡単にインターフェイスできるように、汎用仕訳データフェイスDBが用意されています。外部システムと一体して稼働させることが可能です。
B/S勘定自動消込処理
自動消込対象の科目が計上された仕訳データを借方、貸方それぞれ一覧表示し、取引先、船名、航路などのマッチングキーで自動マッチングさせます(手動によるマッチングも可)。マッチングできず残っている仕訳データが未決算のデータとわかるようになり、顛末の管理を効率的に行うことが可能です。
仕訳自由検索
(簡易Query)
ユーザーが自由に検索条件を選択して仕訳データの検索をすることが可能です。また、検索条件をマスターに保存することで、呼び出すだけで簡単に検索が可能になります。
航海収支決算機能
船名/次航別に航海スケジュール(出帆日、完航日)を登録すると、航海完了基準/航海日割基準(選択可)に基づいた決算仕訳を自動的に作成します。
相殺精算
船主との間の借船料と立替金の精算、外地代理店との間の代理店債権債務の精算が可能で、精算書(STATEMENT)の作成および精算データを使って支払処理、入金処理が可能です。
セキュリティ機能
会計システムへログインする際にパスワードによる認証チェックの他にも、経理部門以外の部門でも広く会計システムを利用してもらうため、会計情報へのアクセス制限を行うことができます。※J-SOX法対策
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プログラム権限ロール
あらかじめユーザーに設定した権限ロールにより使用可能なプログラムだけをメニューに表示させることが可能です。
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伝票更新権限レベル
伝票修正や複写時に、他の部門・他の入力者が入力した伝票にアクセスできないようにすることが可能です。
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開示権限ロール
ユーザー毎に設定した開示権限ロールにより開示する科目、部門を設定することが可能です。
複数会社とグループ会計
もちろん各社独自の管理方法、科目体系も設定可能。
また、グループ会計オプションを利用することにより、グループ内の取引をあたかも一つの会計単位として会計処理することもでき、会社間付替伝票を自動生成することができます。子会社の費用を親会社が立替払いをする場合など、親会社が伝票入力と子会社の伝票が同時に作成されるようになり、二重入力がなくなります。パナマやリベリアなど海外に船舶保有船のみを目的とした特別目的(SPC)会社を設立し、SPC(船主)から傭船して海運業を営むオペレーター会社では、経理部門では自社及びSPC会社の会計処理を担っているケースが多くあります。グループ会計機能を用いる事でこれら煩雑な伝票作成業務を劇的に削減可能です。
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